こんにちは、コンティー海です。

「リズムのいい文章を書きましょう」

ブログの記事の書き方や
ライティングについて語っている、
色んなブログやサイトで
こんな事を言っているかと思います。

確かに、リズムが悪い文章よりも
リズムのいい文章の方がいいです。

でも、リズムって何なのでしょう?

どう書けばリズムがいい文章を
書く事ができるのでしょうか?

その答えを明言してるとこはないですが
明確に「コレ」と言えるものはあります。

それが「文字数」と「区切り」です。

詳しい内容については
この先で解説していきますので
リズムのいい文章を書かれたいなら
是非、この先の内容を
ご覧になってくださいね

日本語におけるリズムについて

日本語はリズムが取りづらい

それでは、リズムがいい文章の
書き方を解説したいと思いますが
その前に知っておいて欲しい事があります。

これを知っておかないと
なぜ「文字数」と「区切り」が
リズムのいい文章に必要かを
理解する事ができませんので。

では早速、知っておくべき内容を
お伝えしたいと思いますね

その内容とは、日本語という言語は
リズムが取りづらい、という事です。

まず、そもそもの話になりますが
リズムというは規則的な音のパターンです。

いくつか例を挙げると、
「ドン、タッ、ドン、タッ」の4拍子とか
「ズン、タッ、ター」の3拍子なんかですね

そして、リズムをとるためには音の強弱、
つまりはアクセントもいります。

実際、4拍子のリズムを
「ドン、タッ、ドン、タッ」のように
「強、弱、強、弱」にせず、
「ドン、ドン、ドン、ドン」のように
「強、強、強、強」にしちゃうと
リズムが感じづらくなりますので。

で、なんですが

「リズムにはアクセントがいる」が
日本語はリズムが取りづらい、
という事になるんですよ

なんせ、日本語という言語に
アクセントなんてありませんので。

例えば、「わたし」を口にする時に
自分たち日本人はアクセントなんかつけず
「わ・た・し」と一定に言いますよね?

一方、英語などの
アクセントがある言語を話す人たちは
日本語の「わたし」を「ゎたーし」みたいに
アクセントをつけて話す事が多いです。

この事実からも分かるように
日本語っていうのはアクセントがなく
リズムが取りづらい言語なんですね

ただ、アクセントがないとはいえ
リズムが取れないわけではありません。

一定の音を繰り返してリズムを作り出す

具体的な例を挙げると
飲み会の締めでよく行う一本締めとか、
応援でよく使われる三三七拍子とかです。

一本締めは
「パンパンパン
 パンパンパン
 パンパンパン、パン」で
三三七拍子は
「パ パ パ
 パ パ パ
 パ パ パ パ パ パ パ」と
どちらも音の強弱はなく
一定の音でリズムを作っていますよね?

そして、一定の音を一定数 繰り返すから
一本締めや三三七拍子で
自分たち日本人はリズムを感じるのです。

実際、一本締めが下記のように
「パン
 パンパンパンパン
 パンパン、パン」のように
三回、三回、三回、一回ではなく
一回、四回、二回、一回と
不規則な回数にしてしまうと
気持ち悪いリズムになりますからね

そのため、日本語というのは基本的に
音の強弱でリズムを作るのではなく
一定の音と回数でリズムを作るのです。

さて、

一定の音と回数でリズムを作るのは
これでお分かりになられたでしょうが
では、それを どう文章で
実現すればいいのでしょうか?

その答えこそが冒頭でお伝えした
「文字数」「区切り」なのです。

文字数と区切りが文章のリズムを作る

まず、さっきも言ったように
日本語にはアクセントがないので
どんな文章を書こうが
「一定の音」は何もしなくても
勝手にクリアされます。

そのため、問題なのは「回数」の方です。

じゃあ、どうやって「回数」を
文章で表現するかと言うと
それこそが「文字数」になるのです。

例えば、吉野家の有名な
リズムのいいキャッチコピー。

はやい
やすい
うまい

このコピーの文字数を数えると
3文字、3文字、3文字と
一定の文字数が続いてますよね?

これが、文字数がばらけて、

はやい
めちゃくちゃやすい
スゴクうまい

としてしまうと、意味は同じでも
リズムが悪くなっちゃいますよね?

そのため、リズムのいい文章にするには
「文字数」が重要なのです。

しかし、「文字数」だけでは
リズムのいい文章にはできません。

これもまずは実例をご覧ください。

JR東海の有名なコピーで
これもリズムのいいコピーです。

じゃあ、このリズムのいいコピーを
文章に起こした下記の文章は
リズムのいい文章でしょうか?

そうだ京都、行こう

「そうだ」と「京都」の間を
なるべく空けずに読み、
逆に、「京都」と「行こう」の間を
なるべく空けるように読んでみてください。

そうすると、リズムのいい文章だとは
感じないのではないでしょうか?

つまり、「そうだ京都、行こう」が
リズムいいと感じるのは
「そうだ」と「京都」と「行こう」、
それぞれの間に区切りを作り、
「そうだ、京都、行こう」だからこそ
リズムがいいと感じるのです。

先ほどの吉野家のコピーも
「はやい」、「やすい」、「うまい」、
それぞれの間に区切りがあり、
区切った文字数が3文字と繰り返すからこそ
リズムいい文章となっています。

だからこそ、「文字数」だけでなく
「区切り」も必要なのです。

文を区切って、その区切った文の文字数を
同じような数にする事によって
リズムがいいと感じるのです。

なので、リズムのいい文章というのは
同じ文字数の文や文章が
繰り返し続くように区切れば、
作る事ができるんですね

以上がリズムのいい文章についてです。

これでリズムいい文章の書き方は
十分にお分かりいただけでしょうから
最後に、いくつかのコツについて
解説しておきたいと思いますね

リズムいい文章を書くコツ

小文字は1文字分に数えない

初めにお伝えするコツは
「小文字は1文字分に数えない」です。

「しゃ」とか「きょ」などは
文字数的には2文字となりますが
こういった小文字がついた文字は
1文字として扱う、というものです。

なぜなら、実際に発音した時に
小文字がついた「しゃ」や「きょ」は
1文字分の発音にしかならないからです。

実際、「しま」や「きし」などの
小文字なしの2文字の発音と比べ、
「しゃ」や「きょ」などは短く、
1文字分の発音にしかなりませんからね

そのため、小文字は基本的に
1文字分に数えるべきではありません。
(0文字として扱うべき)

ただし、小文字の「っ」は例外です。

小文字の「っ」は0.5文字に数える

例えば、3文字が続く下記の言葉を、

わたし
トマト
あなた

下記のように小文字の「っ」が入った
「ナッツ」にすると
少しリズムが悪くなります。

わたし
トマト
ナッツ

また、1文字として数えない
小文字の「ゃ、ゅ、ょ」などを使った
下記の言葉を、

じゃく
じゅん
しょく

下記のように「しっく」にしても
違和感を感じます。

じゃく
じゅん
しっく

でも、小文字の「っ」が入った、
そういった言葉だけにすれば
違和感は感じません。

ナッツ
ピック
しっく

なので、小文字の「っ」は
0文字でもなく、1文字でもなく、
0.5文字として扱った方がいいんですね

ちなみに、伸ばし棒に関しては
1文字分として扱った方がいいです。

伸ばし棒は1文字に数える

これも発音してみると
伸ばし棒が1文字分である事が
スグに分かるかと思います。

実際、下記のように
伸ばし棒を入れてない言葉と入れた言葉、
両方を混ぜてしまっても
リズム的な違和感はありませんので。

わたし
トマト
チーズ

それに、伸ばし棒が入った「チーズ」は
発音すると「ちいず」みたいになるので
この事からも分かるように
伸ばし棒は1文字分の働きをします。

なので、伸ばし棒は1文字として
扱った方がいいんですね

さて、

ここまでのコツは文字数に関してでしたが
区切りに関してのコツもあります。

区切りを読者任せにしない

どんなコツかと言うと
「区切りを読者任せにしない」です。

仮に、3文字が続くリズムである
「そうだ、京都、行こう」という文を
思い付いたとします。

それを、そのまま文に起こして
下記のように書いたとします。

そうだ京都行こう

3文字、3文字、3文字と続くので
この文はリズムのいい文です。

…ですが、

あくまでそれは、
読者が3文字、3文字、3文字で
上記の文を読んでくれた場合だけです。

上記の文にはどこで区切るかを
明示的に示していないので
区切る場所は読者 任せとなっており、
その場合、大抵の読者は
「そうだ、京都行こう」という
3文字、6文字で読んでしまいます。

当然、3文字、3文字、3文字と違い
3文字、6文字では、
同じ文字数が繰り返されていないため
リズムのいい文とはなりません。

だからこそ、リズムを感じさせたいなら
区切りを明示的に示す必要があるのです。

「、」の読点でも、改行でもいいので
どこで文章を区切るのかを
読者に教えてあげなくてはダメなんです。

じゃないと、折角リズムある文章を作っても
区切る場所が悪いために
リズムある文章じゃなくなってしまった…
なんて残念な事になってしまうので。

それと、韻文を使うと
より読者にリズムを感じさせやすいです。

韻文を使う

韻文というのは簡単に言うと
韻(いん)を踏む事です。

例えば、上杉鷹山の有名な言葉である
下記の言葉は、先頭を全て「な」にする事で
韻文にし、文字数は違いますが
リズムある文章となっています。

なせばなる
なさねばならぬ
何事も
ならぬは人の
なさぬなりけり

他にも、最後を「る」で統一した、

見ざる
聞かざる
言わざる

これも韻文ですし、リズムある文章です。

これらの例のように
多少、文字数に違いが出ても
韻(いん)を踏む事によって
リズムのいい文章にできるんですね

そのため、区切りと文字数だけでなく
韻(いん)を踏む事ができると
より、読者がリズムを感じやすくなります。

ただし、

あまりにも文字数に差があると
いくら韻(いん)を踏んでも
リズムを感じられなくなるので
この点は注意していただければと思います。

見ざる
いっさい誰にも聞かざる
言わざる

このように文字数の差が大きくなると
リズムを感じなくなっちゃいますから。

どの箇所で区切り、
何文字にするか?
それこそがリズム

どうすればリズムある文章が書けるのか?

そんな悩みを持っているブロガーさんは
少なくはありませんが
別に、難しい事なんかありません。

ただ、文章を区切り
その区切った文章たちの文字数が
一定になればリズムが生まれます。

なんせ、人がリズムを感じるのは
規則的なパターンがあった時であり、
文章において規則的なパターンを作るのは
文章の文字数なのですからね

なので、リズムある文章を書きたいなら
「区切り」「文字数」を意識してください。

そうすれば、誰でも簡単に
リズムのいい文章が書けますので。

それでは、失礼致します。

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