ブログしかり、
小説しかり、
どんなものに文章を書くにしても
分かりやすい文章を書くのは
間違いなく必須のスキルです。

ブログに面白い内容を書いても
分かりやすい文章でなければ
読者はその面白さを理解できませんし、
小説に感動的な内容を書いても
分かりやすい文章でなければ
内容が分からず感動できませんから。

では、どうすれば
分かりやすい文章を書けるのか?

その答えを当記事で解説してるので
分かりやすい文章を書かれたいなら
ぜひ、ご覧になってくださいね

理解

分かりやすい文章を書きたいなら「読者に従え」

分かりやすい文章の書き方を解説する前に
覚えておいて欲しい真理があります。

どんな真理かと言うと…

分かりやすい文章を書くには
「郷に入っては郷に従え」
このことわざが非常に重要ということを。
※ 風俗などは土地によって違うから
  新しい土地ではそこの風俗に従うべき、
  という意味のことわざ

正確には「郷(土地)」ではなく
「郷」を「読者」に変えた下記です。

「読者に入っては読者に従え」

読者

例えば、分かりやすい文章を書こうとして
ネットでその書き方を調べ、
それを参考にブログを書いたとします。

そうすればブログを書いた筆者にとっては
分かりやすい文章になるでしょう。

では、このブログの文章は確実に
分かりやすい文章と言えるでしょうか?

…いいえ、言えません。

なぜなら、分かりやすいかを決めるのは
ブログの文章を書く「筆者」ではなく
ブログの文章を読む「読者」だから。

だって、ブログの文章って
誰かに読んでもらうために書く以上
「読者」のためのものですからね

「読者」のためなんですから
「筆者」にとって分かりやすくても
「読者」にとって分かりにくければ
分かりやすい文章になりませんよね?

だからこそ、先ほどお伝えした
「読者に入っては読者に従え」
これが非常に重要なのです。

なので、自身が書いた文章が
「読者」にとって分かりやすいか?
それを考える必要があるんですね

具体的に言うと下記3つを
考える必要があります。

1:読者がどう読むか?
2:読者がどう感じるか?
3:読者がどう思うのか?

分かりやすい文章を書くために

読者がどう読むか?

突然ではありますが
下記の文章を読んでみてください。

悪質な田中への誹謗中傷である

あなたはこの文書を読まれた事で
どう解釈されるでしょうか?

「田中が悪質」だと解釈しますか?
それとも、
「誹謗中傷が悪質」だと解釈しますか?

どう解釈されたかは分かりませんが
少なくとも、上記の例文は
「田中が悪質」「誹謗中傷が悪質」
どちらにも解釈できますよね?

でも、読み方によって
その解釈の仕方は変わってきます。

変わる

例えば、「田中への」で区切る
下記のような読み方をすると
「田中が悪質」だと解釈しますが、

悪質な田中への誹謗中傷である

「悪質な」で区切る読み方だと
「誹謗中傷が悪質」だと解釈します。

悪質な田中への誹謗中傷である

このように同じ文章であっても
読者がどう読むかによって
意味が全然 違ってしまうんですね

そのため、分かりやすい文章を書くには
自身が書いた文章に対して
「読者がどう読むか?」を
意識する必要があるのです。

読者がどう感じるか?

続いて下記の文章をご覧ください。

Aさんは広瀬すずみたいに小顔

小顔であるのを例えた文章で
この文章を読めばAさんのことを
「Aさんってスッゴイ小顔なんだ」
感じられるかと思います。

では、下記の文章ならどうですか?

Aさんはジェレヌクみたいに小顔

「Aさんってスッゴイ小顔なんだ」
そう感じるのが難しいでしょう。

「ジェレヌク? 何それ??
 Aさん ホントに小顔なの???」

先ほどの文章とは違い
こんな事を感じられるかと思います。

でも、「ジェレヌク」で
調べてみると分かるんですが
かなり小顔な動物なんですよ
(「広瀬すず」よりも小顔だと思います)

つまり、1番目も2番目の例文も
どっちも同じ内容なのです。

同じ

何だったら2番目の「ジェレヌク」の方が
より小顔であるのを強調できてるぐらい。

なのに、

文章の書き方によって
感じ方に違いが出てしまうのです。

そのため、「読者がどう感じるか?」も
意識する必要があるのです。

読者がどう思うのか?

最後にこちらの例文をご覧ください。

右側にリンゴがなってるな。
左側にはイチゴがなってる。
これは美味しそうだな。

指示語「これ」がありますが
「これ」は何を指してると思いますか?

おそらく「イチゴ」と思った事でしょう。

ただ、文章的にはこの「これ」は
「イチゴ」でも「リンゴ」でも
どちらを指してもいいので
文章の書き手が「リンゴ」として
「これ」を書いたりできます。

でも、読者としては上の例文の「これ」は
「イチゴ」と思ってしまいますよね?

当然、こうなると書き手と読者の間で
認識のズレが起きてしまうので
分かりやすい文章とはなりません。

そのため、「読者がどう思うのか?」も
分かりやすい文章には大切なのです。

以上が、

分かりやすい文章を書くのに重要な
 1:読者がどう読むか?
 2:読者がどう感じるか?
 3:読者がどう思うのか?

についての解説となります。

この3つを意識しない事には
分かりやすい文章なんか書けないので
しっかり意識してくださいね

それと、もし具体的な書き方について
知りたいと思われるなら
下記リンクで解説してますので
よろしければご参照いただければと思います。
⇒分かりやすい文章の書き方について

「読者に入っては読者に従え」
「読者がどう読むか?」
「読者がどう感じるか?」
「読者がどう思うのか?」

これら、分かりやすい文章を書くための
『真理』にのっとった
本質的な書き方について
解説していますので。

⇒本質的な分かりやすい文章の書き方

それでは、失礼致します。

分かりやすい文章を書くのは大切ですが
他にも読みやすくするのも
ブログでは重要となってきます。
⇒読みやすいの本質は『〇〇』だ!ブログのデザイン・書き方・記事構成