一般的には、余白は何もないスペースであり
無意味なものだと思われがちです。

確かに、余白には何もありませんが
だからと言って無意味ではありません。

その何もないという性質が
ブログにプラス効果を生み出し
記事の質を高めたりできます。

今回は、そんな余白の使い方を
解説していこうと思いますので
質の高いブログにされたいなら
是非、参考にしていただければと思います。

余白

余白が生み出すプラス効果

窮屈感を無くせる

まず、こちらの画像をご覧ください。

余白の例(余白あり)

続いて、こちらの画像もご覧ください。

余白の例(余白なし)

いずれの画像も、
ブログ記事の一部分を表示してる画像で
どっちも同じ所を表示していますが
上の画像が余白あり、下は余白なし、
そういった画像となっています。

いかがでしょう?

余白がない画像の方が
窮屈に感じたりしませんか?

窮屈

また、窮屈に感じるため
読みづらさも感じる事でしょう。

この例からお分かりになるよう、
何もない余白を入れる事で
窮屈感を無くし、ブログの記事を
読みやすくできるんですね

ただし、読みやすくできるとは言っても
余白の入れ過ぎはダメです。

入れ過ぎるとスカスカな感じになり
読者にマイナスイメージを
与えてしまいますので。

そのため、読みやすくするための余白は
程々に入れていただければと思います。

ちなみに、ブログを読みやすくする方法は
余白以外にも色々と方法があるんですが
それらの方法については
下記記事でまとめて解説してますので
詳しくはこちらをご参照いただければと思います。

区切りを表せる

続いてお話する余白の効果は
「区切りを表せる」というものです。

例えば、
「何人指導すればいいのか?」
というこの文。

「何人」と「指導」という漢字が
連続して書かれてしまってるので
別の言葉であるはずなのに
パッと見、まるで4文字の漢字だと勘違いし
少し読みづらくなっています。

そのため、この文を読みやすくするには
「何人」と「指導」の間に
何かしらの区切りを入れるべきです。

区切り

そんな時に役立つのが
半角スペースという余白です。

実際、半角スペースを入れると
「何人 指導すればいいのか?」
こんな感じでパッと見で
区切られてるのが分かりますので。

でも、ここでも余白を入れ過ぎると
不自然な感じとなってしまいます。

下記は半角スペースではなく
よりスペースをとる全角スペースを
余白として入れた場合ですが、
「何人 指導すればいいのか?」
半角スペースの時と違い、
余白が変に目立ってしまい
変化な感じになってますよね?

そのため、余白を入れると区切れる、
という利点はありますが
入れ過ぎには注意する必要があります。

演出効果がある

他にも、余白には「演出効果」もあります。

例えば、下記文章をご覧ください。

太郎は背中に悪寒を感じた。
振り返るとそこには、なんと…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
死んだはずの花子が!

「なんと…」と「死んだはずの」の間に
ガッツリと余白を入れる事で
タメが作れているので
「死んだはずの花子が!」で
驚愕するような文となっています。

これが、余白のない文章となると
タメが作れないので
驚きの効果があまりでません。

また、デザイン的な話をすると
余白は「余裕」を連想させる事ができ、
そこから「高級感」に繋げられたりもします。

実際、高級料理店でよく出てくる、
下記のように無駄に大きな皿に
ちょっとだけ料理が載ってるものって
妙に高級な感じがしますよね?

高級に感じる料理

このように、ダメを作ったり
高級感を出したりなどの、
演出効果が余白にはあるんです。

『余白』それ自体は価値なしだが
くみあわすと有益になる

何もない余白だけをいくら増やしても
それ自体には何の価値もありません。

しかし、別のものと組み合わさる事で
余白に価値が出てきます。

ここまで解説してきた、
・窮屈感を無くせる
・区切りを表せる
・演出効果を出せる

様々な効果が出せます。

だからこそ、余白もコンテンツなのです。

コンテンツだから使い方によって
記事の質が大きく変わるのです。

ですので、余白だからと言って
ないがしろにしたりせず、
余白の使い方に関しても
意識していただければと思います。

ちなみに、行間や改行も
余白と同じで1つのコンテンツなので
これらも適当に使用しないでくださいね

詳しくは「究極のブログライティング」で
解説していますので
ご興味がありましたら
ご覧いただければと思います。

それでは、失礼致します。